【もっと知りたい！】ケイティーエスの主力製品と社内モデルルームについて

先日のPICKUP記事では、FIGのグループ会社である株式会社ケイティーエスについて、事業内容を中心にご紹介しました！

今回の記事は、ケイティーエスの主力製品である「SiTV(エスアイティービー)」と「ネットワーク監視装置」について深堀し、ケイティーエスのホテル向けシステムが体験できる社内モデルルームについてもご紹介します！

マルチメディアシステム「SiTV(エスアイティービー)」

SiTVは、運営側、利用者側の様々な要望と改善を取り入れて作り上げられた宿泊施設向けの総合ソリューションシステムです。客室内のIoT化と多言語のインバウンドにも対応した機能を数多く搭載しています。
近年ではホテルや旅館などの宿泊施設にとどまらず、介護施設や医療機関、葬儀場など新たな市場への展開が進んでいます。

エンターテインメント機能の中の「ニュース機能」では、インバウンド向けの母国語放送として、さまざまな国と地域のニュースがご覧いただけます。インターネット回線を用いるので、専用の衛星放送設備がなくても導入可能であることからランニングコストが抑えられる点もSiTVの特徴です。

日本では外国人旅行客を取り込むために多言語に対応できるスタッフの増員を求められていますが、その雇用は簡単ではありません。ニュース機能を含め、SiTVの多言語システムはスタッフの雇用を増やすことなくインバウンド対応が可能なため日本の多くのホテルで導入されています！

今後は積極的にAIを活用し、円滑で快適な操作性・直観的な導線の構築・魅力的なデザインの設定など、SiTVの更なるUXの向上にむけて開発を進めていきます。

ネットワーク監視装置

ネットワーク監視装置は、Wi-Fi アクセスポイントとクラウド管理サーバーを活用することで、インターネットの安定稼働が図れる次世代のシステムです。
自社開発のソフトウェアにより、ネットワークの異常を検知すると自動で再起動を実行したり、インターネット回線の速度を測定し、速さに合わせて部屋ごとの速度を制限したりすることで安定したネットワーク環境を構築します。

特にネットワーク監視装置の「自己死活監視」は、ネットワークのトラブルを未然に防ぐ重要な役割を担っており、自社開発した自動再起動を実行できるソフトウェアは特許を取得しています！
また、クラウドサーバー連携も可能なため、各部屋のネットワーク状況をフロントのパソコンで管理することができます。

今後は、AIを活用したリアルタイム分析や、新しいWi-Fi規格のWi-Fi6にも対応できるシステムの開発を進めていきます。

社内モデルルーム紹介

ご紹介した主要製品を体験できるように、ケイティーエスの杵築本社と大分事務所の8階にはホテルの客室を再現したモデルルームが併設されています！
実際にエアコンやベッド、テーブルや照明、SiTV、ネットワーク監視装置が設置されており、本モデルルームをお見せすることで商談中のお客様に導入のイメージを掴んでもらうことができます。

■杵築本社

■大分事務所

杵築本社は部屋に入ると人感センサーが反応し、照明・エアコン・テレビの電源がつく仕様になっており、客室内の省エネ化を実現します。

客室に備え付けられているエアコンや照明、テレビなどのリモコンをタブレット端末やスマホに集約させて一括管理できるタブレットリモコンは、杵築本社と大分事務所両方に設置されており、専用のQRコードを読み込むことで利用者のスマホにも一時的に集約したリモコンをインストールすることが可能です。

また、大分事務所のSiTVは最新のUIを表示させており、ニュースサイトやランドリー使用状況のデモ画面なども、実際の導入時と同じように確認することができます。

おわりに

前回に続き、ケイティーエスの事業内容や主力製品についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか？
今後もFIGグループのことをもっと知っていただくために、グループ会社の事業内容やサービス情報をみなさまに分かりやすくご紹介できるように努めてまいります。

FIGグループ会社

株式会社ケイティーエス（https://kts-web.jp/）
住所：大分県杵築市山香町大字南畑5004番地100
事業内容：ホテル事業者向けのマルチメディアシステムの開発・運用・保守及び半導体の基板事業、製造装置事業

📌この記事のハッシュタグ

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